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執筆者の写真伊東 義博

動きが早いと運命が変わる!任意売却の豆知識:任意売却に必要な書類

更新日:2022年12月2日

ローンを組んで念願の自宅を購入しましたが、住宅ローンを毎月きちんと支払うことが難しくなり、支払いが滞納してしまったため任意売却を行うことになりました。


任意売却をしていくにあたって「必要な書類」と「確認をさせていただきたい書類」と2種類があります。私も最初にお伝えはするのですが、すぐに動き出すためには、お客様の方で事前に準備をしたい方もいるかと思います。


こんにちは!

株式会社ファインエステートの伊東です。


私は神奈川県横浜市で任意売却・相続不動産(空家・税金の特例を利用した売却術)のプロとして、約15年ほど不動産売却のお手伝いをしております。


今回は、任意売却をしていただいた方に、事前に準備しておいた方が良いと思った書類がなにかを聞いたのでご紹介させていただきます。(同じお客様に何項目か取材させていただいてます!)


横浜市保土ヶ谷区在住 M・H様とのお話


伊東:

初めて対面でご相談いただいたときに、こちらが用意してほしい書類としてお願いしたものと違う書類もご用意いただいていましたが、それはどんな書類でしたでしょうか?


お客様:

実際に無料相談をしたいと思ったため、お電話してみたところ、任意売却を行う上で必要となる書類がいくつかあることを知り、スムーズに売却を行うためにも事前に準備をすることしました。


まず初回相談時に用意したのが、建物の図面・土地の測量図・建築確認済書・検査済証といった物件購入時に受け取った書類です。相談自体は手ぶらでも行うことは可能ですが、できるだけスピーディーに手続きを行うためには、建物の広さや土地の面積、物件の築年数などが記載された書類があると不動産会社側も自分の状況を把握しやすくなるので、忘れずに準備しておく必要があると思い準備しておきました。


伊東:

そうですね!ありがとうございます!こちらを確認させていただけると物件の売却活動時に作成する資料にもなりますのでありがたかったです!(当然、紛失されている方が多いので、なくても大丈夫ですよ!)

次に、私が「お手元にあればご用意してほしい」と頼んだものはどんな書類でしたでしょうか?


お客様:

それは、ローンの滞納状況や競売手続きの進行状況を確認するために必要な書類として、金融機関からの督促状・代位弁済の通知書・裁判所からの競売開始決定通知書・税金の差押え金額が分かるもの(区役所からの手紙)でしたよね。こちらも忘れずに準備をしておきました。


伊東:

ありがとうございます!

こちらには、販売活動をしていく事前の段階で、債権者様とも連絡を取るため、その連絡先や担当者が記載してあります。その為、私たちには、これがあると非常に助かります。

「どこの債権者に」「いくらの金額が」「どのくらいの期間滞納されているか」が分かる為、実際の不動産売却時期(任意売却成功時期)に遅延損害金がいくらになっているかなどを事前に計算しながら販売活動を行えます。


お客様:

不動産会社さんはそういうことを考えているんですね。

実際に売却活動を正式に依頼する際に締結する媒介契約から、買主が見つかり決済までの段階で必要となる書類には、物件の登記識別情報(権利証のこと)・印鑑証明書・住民票の写しが必要でした。このとき気を付けなければいけないのが、印鑑証明書や住民票の写しに関しては、私と息子が所有していた家だったので、人数分用意する必要があって、取得漏れがないようにするためにも注意が必要だと思いました。


任意売却に必要となる書類は他にも、媒介契約書・物件の評価証明書などの取得に必要な委任状・不動産売買契約書などがあったと思いますが、これらの書類は自分ではなく、不動産会社が全て用意してくれました。ただ不動産会社側が用意する書類には、依頼主である自分の押印が必要だったので、説明を受けながら必要な書類を用意していった記憶があります。


伊東:

いろいろと用意していただいてありがとうございました!

役所等で取得する書類のほとんどは委任状をいただき、こちらで取得させていただきましたが、やはりお客様が持っているもの(主に購入時の書類や権利証)や、役所取得の書類でも「印鑑証明書」は印鑑カードを預からないといけないため、お客様ご自身で取得されたいのも当たり前だと思います。

必要な時期に、必要な書類をお願いするので、事前に用意していただいていると助かることの方が多いです!


まとめ

相談時にあると良い書類

・購入時の資料関係

・督促状等の債権者の連絡先が分かるもの


売却成功時に必要な書類

・登記事項証明書(権利証)

・住民票(厳密には、引越しをすでにしている場合)

・印鑑証明書

・評価証明書

になります。


最後に

確認・必要書類は見せていただくのが早ければ早いほど、売却活動までの時間を短縮でき、売却時間が長く取れ任意売却のチャンス広がります。

ご相談やご確認は早いに越したことはありません!


当社は、任意売却が成功した場合のみ、債権者から報酬をいただく形なので、お客様にリスクがほとんどありません。任意売却の失敗は、競売までなにも動かなかった人と同じ結果になるのでやらないよりはやった方が、絶対良いと思っています。


もう一つ失敗しても任意売却を動かれた方が良い理由は、精神的な効果もあると思っています。誰にも相談できない悩みを打ち明けるのには勇気がいることだと思います。しかし、お客様のほとんどの方が、自分がダメな人間だと思っていることがあげられます。

私たちがお客様の味方になり、これからの新生活スタートにむけて一つ一つ課題をクリアしていくことで、お客様自身が変わっていくきっかけになることが多いからです。


「相談してよかった」と思っていただけるように、これからも頑張りますので、

ぜひLINE登録よりお問い合わせをいただけると嬉しいです!

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