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  • 執筆者の写真伊東 義博

横浜市南区 リストラからの任意売却成功 A・K様のケース

更新日:2022年12月19日

今回は、

「リストラ40代後半・税金滞納で給料差押え・転職で遠方(愛知県)に引越済」

の現状から任意売却のご依頼をいただき


無事に新生活のスタートを遂げた方

の事例をご紹介致します。


こんにちは!

株式会社ファインエステートの伊東と申します。

私は神奈川県横浜市で任意売却・相続不動産(空家・税金の特例を利用した売却術)のプロとして、約15年ほど不動産売却のお手伝いをしております。

対応エリアは関東1都3県になります。

お客様は全国どこに住まれていても対応しております。



①差押え対象のマンションでの無料相談


お問い合わせいただいたのはちょうどお盆の頃でした。

現在愛知にお住まいということでしたが、元々横浜市南区のマンションに住まれていて、

リストラによって家計が苦しくなり、転職先が愛知県だったそうです。

家族でお引越しをすでにされていて、家賃とマンションの住宅ローンの支払いで段々余裕をなくしている状態とのことでした。

お盆の休みを利用して、マンションの荷物回収等で横浜に来るため、その時に相談したいとのことでしたので、日程を決めさせていただきお会いすることになりました。


②お話を伺う


「こんにちは!お問い合わせいただいた伊東です!」


マンションのインターフォンを鳴らし、オートロックをあけていただきました。


お部屋に入れていただくと、すでに荷物もほとんどなく綺麗な状態です。



まさかこんなに綺麗な状態とも思っていなかったので、逆にびっくりしてしまいましたが、本題のお話をお伺いします。


・横浜にいた頃、リストラにあい7か月程無職であったこと

・リストラにあったのが子供が産まれてすぐのタイミングであったこと

・転職先が愛知でみつかったことで、すぐに引越しをしたこと

・引越してすぐ固定資産税の滞納でマンションを差押えされてしまったこと

・愛知の家賃と、マンションの住宅ローンの返済が大変なこと

・賃貸に出すことも考えたが、税金の差押が「給料の差押」になったこと

・そのことで一気に家計が辛くなったこと

・大手仲介会社に相談したら「差押された不動産は売りずらい」と言われたこと

・支払いや生活費としてに、段々借り入れが増えてしまっていること

・税金の督促で区役所に相談したら、お金を借りてでも払った方が良いと言われたこと

・自己破産をした方が良いか悩んでいること


すごく大変な1年だったのだと思います。

良いことも悪いことも、いろいろなことがまとめて起きてしまったようで、話を聞いていて私もすごくつらい気持ちになったのを覚えています。



③今後どうなっていくか説明と提案


このお客様の場合は、査定金額を考えると

・完済の可能性があるギリギリの金額であること(任意売却ではなく通常売却の可能性)

・可能性がある以上、住宅ローンの滞納はしない方が良いこと(どうしても以外は)

・自己破産する状態までいっていないうちの相談なので、そこは安心してほしいこと

・どうしても住宅ローンの滞納をしなくてはならない場合は、任意売却と並行すること

という説明と提案をして、売却の依頼をいただきました


④査定価格の130%での売却を目指す


成約事例・査定金額を考えると、このお客様の場合は完済の可能性をほんとに少しですがある為、簡単に任意売却をするべきではありません。

任意売却として成立させるために、常に高値売却を成功させている私たちは、いつも通りマンション・部屋にあった売却方法を考え実行していきます。


お客様は普段、遠方に住んでいらっしゃるので、鍵を預かり

・定期的な掃除と空気の入れ替え

・お部屋のステージング

他にもいろいろありますが、かなり多く施策をした売却活動をさせていただきました。


⑥購入申込み~売買契約~お引渡し


とても高い金額での売り出しになったため、少し心配もありました。

1年近く売却活動にかかりましたが、無事に申込をいただくことになりました。


買主様の住宅ローン審査を1週間待ちつつ、契約書類の作成、契約を行い、1か月後に決済(引渡し)と順調に進んでいきました。


実は、夏のお盆に最初の相談をいただき、無事決済まで終えたのは次のお盆も越えて、かなり寒くなってきた11月の終わりでした。


長い間、お客様にはお待たせしてしまい、時には愛知に行き説明をさせていただいたり。

大変な状況にも関わらず、信じていただけて良かったと思っています。


無事に任意売却ではなく、通常の売却として全てを完済することができました。


・遅延損害金がついてしまっていたら

・その他借り入れがもっと増えてしまっていたら

・お客様が諦めて依頼を取り下げてしまっていたら


1つでも当てはまれば、この売買が成立することなく、競売までいってしまっていたと思います。

初めてお会いした時に赤ちゃんだった子が、決済時に少し言葉を話し始めていたのが、すごく印象的でした。


この仕事をしていて良かったと思えた瞬間ですね!



最後に

当社は、任意売却が成功した場合のみ、債権者から報酬をいただく形なので、お客様にリスクがほとんどありません。任意売却の失敗は、競売までなにも動かなかった人と同じ結果になるのでやらないよりはやった方が、絶対良いと思っています。


もう一つ失敗しても任意売却を動かれた方が良い理由は、精神的な効果もあると思っています。誰にも相談できない悩みを打ち明けるのには勇気がいることだと思います。しかし、お客様のほとんどの方が、自分がダメな人間だと思っていることがあげられます。

私たちがお客様の味方になり、これからの新生活スタートにむけて一つ一つ課題をクリアしていくことで、お客様自身が変わっていくきっかけになることが多いからです。


「相談してよかった」と思っていただけるように、これからも頑張りますので、

ぜひLINE登録よりお問い合わせをいただけると嬉しいです!

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